SQL Server の DBバックアップをメンテナンスプランを利用して取得しよう

SQL Server
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3.週次フルバックアップのメンテナンスプランの作成

1.SSMSを用いてSQL Serverにアクセスし、左ペインの「<SQL Server>」 – 「データベース」 – 「システムデータベース」 – 「model」を選択し、右ボタンクリックで表示されるコンテキストメニューから「プロパティ」をクリックする。

2.「データベースのプロパティ」画面が開くので、「オプション」ページにて、復旧モデルを「完全」から「単純」に変更し、「OK」ボタンをクリックする。

modelデータベースのトランザクションログは取得しないので、「単純」モデルに変更しています。

3.続いて、左ペインの「<SQL Server>」 – 「データベース」 – 「AdventureWorks2019」を選択し、右ボタンクリックで表示されるコンテキストメニューから「プロパティ」をクリックする。

4.「データベースのプロパティ」画面が開くので、「オプション」ページにて、復旧モデルを「単純」から「完全」に変更し、「OK」ボタンをクリックする。

AdventureWorks2019 データベースのトランザクションログを取得する為、「完全」モデルに変更しています。

5.左ペインの「<SQL Server>」 – 「管理」 – 「メンテナンスプラン」を選択し、右ボタンクリックで表示されるコンテキストメニューから「メンテナンスウィザード」をクリックする。

6.メンテナンスウィザードにおいて、メンテナンスウィザードの説明文が表示された場合、「次回からこの開始ページを表示しない」にチェックを入れ、「次へ」ボタンをクリックする。

7.「プランのプロパティを選択」画面で、名前に「DBFullBackup_Weekly」と入力し、ラジオボタン「プラン全体で単一のスケジュールを使用するか、スケジュールを使用しない」を選択し、スケジュールの「変更」ボタンをクリックする。

8.「新しいジョブスケジュール」画面が表示されるので、デフォルト値(毎週日曜 0:00に実行)のまま、「OK」ボタンをクリックする。

9.「プランのプロパティを選択」画面に戻るので、「次へ」ボタンをクリックする。

10.「メンテナンスタスクの選択」画面で、「データベースの整合性確認」、「データベースのバックアップ(完全)」、「メンテナンスクリーンアップタスク」にチェックを入れ、「次へ」ボタンをクリックする。

11.「メンテナンスタスクの順序を選択」画面では、変更せずに、「次へ」をクリックする。

12.「データベース整合性確認タスクの定義」画面で、データベース項目をクリックする。

13.選択ダイアログが表示されるので、ラジオボタン「すべてのデータベース」を選択し、「OK」ボタンをクリックする。

14.「データベース整合性確認タスクの定義」画面に戻るので、「次へ」ボタンをクリックする

15.「データベースのバックアップ(完全)タスクの定義」画面のタブ「全般」で、データベース項目をクリックする。

16.選択ダイアログが表示されるので、ラジオボタン「すべてのデータベース」を選択し、「OK」ボタンをクリックする。

17.データベースに「すべてのデータベース」が選択される。

18.「データベースのバックアップ(完全)タスクの定義」画面に戻り、タブ「バックアップ先」では何も変更しない。

19.データベースのバックアップ(完全)タスクの定義」画面のタブ「オプション」で、バックアップの圧縮の設定を「バックアップを圧縮する」にし、「チェックサムを実行する」、「バックアップの整合性を検証する」、「エラー時に継続する」にチェックを入れ、「次へ」ボタンをクリックする。

20.「メンテナンスクリーンアップタスクの定義」画面で、ファイルの場所のフォルダーパスの「…」ボタンをクリックする。

21.「フォルダーの検索」画面で、バックアップファイルの格納ディレクトリ「I:¥Program Files¥Microsoft SQL Server¥MSSQL15.MSSQLSERVER¥MSSQL¥Backup」を選択し、「OK」ボタンをクリックする。

22.「メンテナンスクリーンアップタスクの定義」画面に戻り、ファイル拡張子に「bak」を設定、次の期間経過したファイルを削除に「8日」を設定し、「次へ」ボタンをクリックする。

1週間前までの状態に、バックアップファイルを用いてリストアできるようファイル削除は「8日」をセットしています。※「7日」だと前回と今回のバックアップ所要時間により、1週間前のファイルも削除される可能性がある為、「8日」としています。

23.「レポートオプションの選択」画面では、何も変更せずに、「次へ」ボタンをクリックする。

24.「ウィザードの完了」画面で、「完了」ボタンをクリックすると、メンテナンスプランの作成が開始される。

25.「メンテナンスブランウィザードの進行状況」画面で、全てのアクションが成功したことを確認し、「閉じる」ボタンをクリックする。

26.左ペインの「<SQL Server>」 – 「管理」 – 「メンテナンスプラン」の配下に、作成されたメンテナンスプランが表示される。

27.左ペインの「<SQL Server>」 – 「管理」 – 「メンテナンスプラン」配下の先ほど作成した「DBFullBackup_Weekly」を選択し、右ボタンクリックで表示されるコンテキストメニューから「変更」をクリックする。

28.メンテナンスプラン「DBFullBackup_Weekly」のデザイン画面が表示される。

29.デザイン画面内のタスク「メンテナンスクリーンアップタスク」を選択し、右ボタンクリックで表示されるコンテキストメニューから「名前の変更」を選択する。

30.タスク「メンテナンスクリーンアップタスク」を「メンテナンスクリーンアップタスク (bak)」に変更する。

31.先ほど名前変更したタスク「メンテナンスクリーンアップタスク (bak)」を選択し、右ボタンクリックで表示されるコンテキストメニューから「コピー」を選択する。

32.デザイン画面上で、タスクがない箇所を選択し、右ボタンクリックで表示されるコンテキストメニューから「貼り付け」を選択し、タスクを複製する。

33.コピーして作成されたタスク「メンテナンスクリーンアップタスク(bak) 1」を選択し、右ボタンクリックで表示されたコンテキストメニューから「名前の変更」を選択する。

34.新しい名前を「メンテナンスクリーンアップタスク (trn)」に変更する。

35.タスク「メンテナンスクリーンアップタスク (bak)」を選択し、関連線をタスク「メンテナンスクリーンアップタスク (bak)」に接続する。

36.タスク「メンテナンスクリーンアップタスク (trn)」を選択し、右ボタンクリックで表示されるコンテキストメニューから「編集」をクリックする。

37.メンテナンスクリーンアップタスクの設定値のうち、ファイル拡張子を「trn」に変更し、「OK」ボタンをクリックする。

38.上部メニューの「書式」 – 「自動レイアウト」 -「ダイアグラム」を選択し、タスクの並びを整える。

39.自動レイアウト実施後のデザイン画面。

40.「保存」ボタンをクリックし、編集後のメンテナンスプランの内容を保存し、メンテナンスプランの作成を終了する。

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